始めての海外旅行(夫)は、約30年前です。学生時代の夏休みに40日ほどギリシャに旅行しました。今、ブログ「ロングステイへの道」でタイのバンコク近郊に、海外生活のベースとなる家を建てる経過を紹介していますが、原点はこのギリシャへの旅行です。 今ではメモも写真もは紛失しましたが、記憶をたどりながら32年前のギリシャでの話題を紹介します。他のソースからの写真や資料、また最近再度訪れた場所では、その時撮影した写真を使って紹介したいと考えています。 行き先はギリシャでしたが、往路はロンドンに、復路はパリにそれぞれ2泊しています。これはスチューデントフライトを利用したために、東京とアテネの直行便がなかったためです。また、ロンドンでは大英博物館、パリではルーブル美術館を訪問することも大きな目的でした。 ロンドンからアテネまでもスチューデントフライトの直行便がなく、ローマとドブロブニクの2ヶ所で飛行機を乗り継ぎました。ドブロブニクは旧ユーゴスラビアに属していましたが、今はクロアチアの都市です。アドリア海の真珠と呼ばれる美しい町で、世界遺産に登録されています。写真をご覧に成って下さい。 ただし、ドブロニクには真夜中に着き空港内に数時間しか滞在しなかったためと、当時は共産圏に属していたため、疲れと緊張であまり良い印象は残っていません。今度は二人でゆっくり訪れたいものです。 空の旅に関しては、空港での日本の若者に対する警戒が厳しかったことを思い出します。これは、1972年5月30日に起こった日本赤軍によるイスラエルのテルアビブ・ロッド空港で自動小銃乱射テロ(テルアビブ空港事件)、1973年7月20日の日本赤軍とパレスチナゲリラによるパリ発の日航機をハイジャックした事件(ドバイ事件)の直後に旅行したためです。 写真の出典: Courtesy of the CROATIAN TOURIST BOARD, Photograph taken by MILAN BABIĆ
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