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03. ワット・パナン・チャーング(その1)

03. ワット・パナン・チャーング(その1)

最初に参拝したお寺は、ワット・パナン・チャーングです。古いアユタヤの街は川で周囲を囲まれた島に建てられました。この島は、“コー・ムアン”と呼ばれます。“コー”が「島」で、 “ムアンが「都市」ですので、「都市の島」でしょうか。古いアユタヤの繁栄を考えれば、島の名前はよく理解できます。お寺はこの島ではなく、島の南東側の対岸にあります。写真2の位置図を参考にしてください。山田長政で有名な、日本人村は、お寺から少し南に下がった所です。

ワット・パナン・チャーングは大乗仏教のお寺です。本尊は“ルアン・ポー・トー”と呼ばれる、大きな仏様です。坐像ですが、高さが19 m もあります。“ルアン・ポー”が「仏さま」、“トー”が「成長する」ですので、“ルアン・ポー・トー”は「大きく成長する仏様」の意味があります。「大仏さま」と呼ばれることがありますが、寸法が大きいのではありません。寸法が大きいときは“ヤイ”を使います。

「大きく成長する仏様」のご利益は、言葉どおり、商売繁盛です。このため、タイ人のみならず、海外からも多くの中国人が参拝にやってくるそうです。我々も、ご利益を期待して、日本からわざわざやって来ました。

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